ねじねじ公式サイト

ジェンダー・性教育研究家ねじねじ公式サイトです。

活動について

小学校6年生の時に初めて出会った［男女共同参画社会］という言葉。これが意味するのは「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」です。しかし、社会に出ると、差別とも思える男女の役割意識に疑問を抱くようになりました。

そんな疑問を解消するべく、「敷居を低く、間口を広く」をコンセプトにいちばんやさしい性教育を行っています。

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活動内容

ジェンダー・性教育研究家ねじねじの主な活動内容です。

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高校生対象「意外と身近なデートDV」

デートDV・〇×クイズでは、「え！やっちゃってた！」「これ言われた事あるー！」など、様々なリアクションが見られました。ふとした言動がデートDVに該当すると知ってもらえたようです。これは中高生のみならず、大人もしっかりと正しい知識を身につけておきたいところです。

小学生対象「まもろう！こどものからだ」

プライベートゾーンに関する様々な質問を参加した小学生達に投げかけると、元気に答えてくれたり、自信なさげに、でも勇気を出して話してくれたり。保護者からの事後アンケートでは「遊びのつもりでもダメなことや嫌なことがあると理解してもらえたと思う」といったご感想を頂きました。

しょうがい児対象「人との距離感って？」

放課後デイサービスでは、自分だけではなく他者のプライベートゾーンも大切だという事をきちんと伝えるため、「人との距離感って？」と題し、講演を行いました。利用者の子どもたちからは「わかりやすかった」「楽しかった」といった感想をいただきました。

年齢別教材一覧

国連教育科学文化機関（ユネスコ）が世界保健機構（WHO）などと協力して発表した
性教育の指針「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」を基に、4つにレベル分けをしました。

レベル1（5～8歳）

プライベートゾーンはもちろん、自分のからだは全部大事、相手のからだも全部大事。
しかし、幼少期の性的虐待は、自分が被害に遭っていると気づかないことや、被害を第三者に打ち明けるまでに何年もの時間を要することが多いと報告されています。幼少期に学ぶことで、身近な大人からの性被害防止を。

レベル2（9～12歳）

セクシュアリティ、ジェンダー、人権…みんなに平等にあるべき権利を侵害したりされたりしないために、ＳＮＳの使い方や同意の取り方など、レベル1に比べてより踏み込んだ内容を盛り込みます。また、性と生殖の健康についてなど、思春期が訪れる前の準備として、正しい知識を身につけることも大切です。

レベル3（12～15歳）

結婚、子育て、社会とのかかわりなど、大人への入り口に立つ前に知っておきたいことを、ステレオタイプなジェンダー観にとらわれることなく身につけよう。また、多様なセクシュアリティや人種、宗教や思想などに対して不当な差別をしない姿勢も学びます。

レベル4（15～18歳）

妊娠、出産、育児は母親一人が抱え込むものではない。当たり前のことを、「今」つたえたい。知ってほしい。大切な人とともに生きていくこととはどういうことか、セクシュアリティに関係なく皆が平等に学ぶ必要があります。また、自然に妊娠できる人ばかりではないことも知っておこう。

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